PS Vita TVをモバイルバッテリーで完全自立化!Meta Quest 2と融合させた大画面ロマン環境の構築手順

PS Vita TVをモバイルバッテリーで完全自立化!Meta Quest 2と融合させた大画面ロマン環境の構築手順

それは、狂気のコードレス。

それは、ゲーマーの究極なる姿。

我々が辿り着いた大いなる遺産。

その名は、完全!自立型!PS Vita TV!! …はい、ドーモ!ぬま畑です!

初っ端からテンションMAXなガオガイガーファイナルでお送りしておりますが、兎にも角にも最初にお伝えしておきます。

まずはこれをご覧ください。

ちょっと意味がわからないでしょう。私もそう思います。まぁでもタイトル通りなんです。

これは!この方法は!100%ロマンの塊であり、推奨もおすすめも一切いたしませんッッっっ!!!!!

おいおいぬま畑よ、普通に携帯機のPS Vitaで遊べばいいだろ。なんでわざわざ据え置き機のPSVita TVをモバイルバッテリーで繋いでVRゴーグル被ってんだ?

という至極真っ当な正論は一切受け付けません。出口はあちらですどうぞ。

……

待ってください。…ただ!ただですよ!?Vitaのゲームを大きい画面で遊べるなんて夢のようじゃありませんか!?

だからこそのロマンとお伝えしました。そんなロマンに付き合ってやるよという方は続きをお楽しみください。

私が、いつでも、どこでも、リビングでもベッドの上でも、電源のない野外であっても!

とにかく、PSVitaのゲームを100インチ超えの大画面で遊び倒したい!という欲望とパッションだけで組み上げた、完全自立型ゲーム環境の実録レポートをお届けします。

なぜ据え置き機のVita TVをわざわざ自立化させるのか?

携帯機のPS Vitaがあるにもかかわらず、なぜわざわざ据え置き専用機であるPS Vita TVをモバイルバッテリーで動かすのか?

それは先ほども少しだけお伝えした、単純明確な理由ロマンが存在します。

携帯機Vitaでは絶対に届かない大画面と操作性

通常のPS Vita実機も大変素晴らしいハードですが、画面サイズは物理的な5インチに制限されます。

また、携帯機特有のボタンの扱いにくさや、長時間のプレイではその特性としてどうしても画面を見るのは下向きとなり、首や肩、目の疲れなど様々な疲労が襲ってきます。

その点PSVita TVであれば、使い慣れたワイヤレスコントローラー(DUALSHOCK 4など)で快適に操作できる上に、映像出力をHMDへ流し込むことで目の前に100インチ超えの仮想大画面を展開できるという大きなメリットがあります。

コンセントの呪縛を解き放つ全能感!!

ですが、据え置き機の最大の弱点は、コンセントのある場所でしか遊べないという点です。

PSVitaTVってモバイルバッテリーで稼働できないか…?

そこで、考えましたググりました。(まさに、考えるのをやめた。)

で、調べていると、すぐに見つかり、私と同じ事を考えてる人が2人(2記事)ほどいました(笑)

<br><br>ぬま畑

ぬま畑

その方々とは友達として一緒に良いお酒が飲めそうです。

で、結論としてPSVitaTVの電源ラインをモバイルバッテリー駆動にすることで、部屋のどこでも、リビングでも、ベッドで完全に寝転がった状態でも、AC電源なしで据え置きゲーム機が駆動する謎の全能感(つまり神だ!)を手に入れることができるということです。

で、実際に用意したのが以下の機器群です。



完全自立化に必要な機材一覧

今回の完全自立型システムを構築するために使用した機材一式は以下の通り。

  • PS Vita TV本体(CFW導入済み推奨ですが、通常でも◯)
  • PD対応モバイルバッテリー(10000mAh以上推奨)
  • USB-C to DC給電ケーブル(5V/2A・外径4.0mm/内径1.7mm)
  • PD給電対応 HDMIキャプチャーボード(Guermok)
  • Meta Quest 2 & Noiposiバッテリー内蔵ストラップ
  • 結束バンド(インシュロック)

私事で恐縮ですが、PSVitaTVとMetaQuest2、それとモバイルバッテリーは所持していたので、それ以外は購入しました。

そして、PS Vita TVを動かすには純正電源として5V/2Aが必要なので、基本的には5V/2A出力に対応したモバイルバッテリーがあればOKということです。

容量10000mAh前後の一般的なモバイルバッテリーであれば、約3時間〜4時間程度の連続プレイが可能でした。長時間の据え置きプレイにも十分耐えうるスタミナです。

次に問題になってくるのが差込口ですね。適切な端子サイズ(外径4.0mm/内径1.7mm規格)のUSB-DC変換ケーブルを使用することで、モバイルバッテリーからの給電が可能になるというわけです。

基本構成はそれでOKです、給電できればこっちのもの。後は映像をどう出力させるか?というところ。

こちらについては以下の記事でPSVitaTVの映像をMetaQuest2で映す方法の詳細を語っていますので宜しければご覧ください。

これで準備は完了しました。

なお、紹介している最後のMetaQuestのアクセサリーである、Noiposiのヘッドストラップはプレイするだけなら必要ありません

私のMetaQuest2は、Oculus時代のものであり経年劣化によるバッテリーが劣化しているので、30分もしない内に電池が底をつくんです…

それをなんとかバッテリーの交換か、もしくは外部バッテリーで駆動させられないか?と辿り着いたのがそのヘッドストラップでした。

これは買って正解でして、付け心地も良く、バッテリーの心配もなくなり気に入っています。余裕があれば検討してみてください。

配線と電源ハックの手順

実際の接続方法を解説します!…が、と言っても配線自体は非常にシンプルです。

ステップ1:Vita TVへの電源供給ラインを構築

モバイルバッテリーのUSBポートから、USB-DC変換ケーブルを経由してPSVitaTVの電源端子へ接続します。

なお、モバイルバッテリーとPSVitaTVを接続したと同時に電源が入ります。電源が入らない場合は電源ボタンを押してみて、本体のLEDが正常に点灯することを確認してください。

ステップ2:映像出力ラインの接続

PS Vita TVのHDMI端子から短いHDMIケーブルを伸ばして、MetaQuest2に接続してあるGuermokキャプチャーボードの入力端子へ接続します。

ステップ3:Quest 2への接続と給電

さらに、ストラップ背面のバッテリーから伸びるUSB-CケーブルをGuermokキャプチャーボード側の給電ポートへ接続します。これでQuest 2への映像伝送と電力供給が同時に成立するというわけです。

ステップ4:結束バンドによる物理固定

ケーブルやキャプチャーボードがブラブラと揺れると端子破損や映像や音声等ノイズの原因になります。

結束バンド(インシュロック)やマジックテープを使用して、Quest 2のストラップ側面にキャプチャーボードをしっかりと固定するのが望ましいです。

ステップ5:Meta Quest HDMI Linkの起動とコントローラー操作

Meta Quest 2を装着し、公式アプリであるMeta Quest HDMI Linkを起動します。

Meta Quest HDMI Link

画面にストリーミング開始の表示が出たら選択するだけで、目の前の空間にPSVitaTVのホーム画面が現れます。

なお、DUALSHOCK 4などのワイヤレスコントローラーはあらかじめPS Vita TV本体へBluetoothペアリングを済ませておけば、PSボタンを押すだけで即座に接続されます。視界が遮られたVR状態でも手元を手探りで迷うことなく操作に入ることが可能です。



実際にプレイして分かった圧倒的臨場感といくつかの注意点(弱点)

こうやって構築した完全自立型PSVitaTVが完成しましたので、実際にゲームをプレイしてみた所感をまとめたいと思います。

結論として、

いつでもどこでも大画面で楽しめるのはロマンは溢れる!!…しかしながら、重いし三半規管が弱い人は厳しいかも…?最高の環境ができたけど、もう一捻り欲しいかな?

というところですね。詳しく解説します。

ロマン①:遅延がほぼない極上のゲーム体験

ファンタシースターポータブル2 インフィニティやFF4コンプリートコレクション、ソルサクデルタなどをプレイして試しましたが、有線キャプチャーボード経由のため、操作の遅延としては体感上ゼロでした。

寝転がったまま天井に向けて大画面を配置し、手元のお気に入りのコントローラーで操作する体験は、まさに自分だけのバーチャルコクピットそのものと言えます。

これをロマンと言わずしてなんと言いましょうか!これだけでも構築した価値はあったかなと思っています。

ロマン②:大画面の暴力、大きい画面でプレイする圧倒的臨場感

やはりこれが醍醐味ですね。

PSVitaのゲーム、その他にもPSPはもちろん、CFWを導入すればFC、SFC、GBAなどのゲームもプレイ可能になりますので、それらのゲームを圧倒的な大画面でプレイすることが出来るのは最高の体験と言えます!

例えば、100インチ超えのTVやモニターを用意するとなると、多大なお金と広い場所も必要になってきます。

その点VRだと、金銭面は10万円以内で収まり、広い場所は必要とせず、1畳ないし2畳もあれば十分楽しめます。

金銭面でみても100インチ超えのTVを用意となると70万80万、モノによっては100万円を超えるものもあるでしょうし、置く場所としてそんなバカでかい部屋を用意となると…もう個人の範疇を超えてきますよね。

VR機器で手軽に大画面を手に入れるのが良いですね。

弱点①:VR機器特有の酔い

これは切っても切り離せない、VR特有の問題ですね。

私は先日、検証で3時間ほどプレイしましたが、やはり酔いがきます。

慣れればどうということはないかもしれませんが、初めての人や、よし構築しようと思った人(いないと思いますが笑)はVR特有の酔い対策を確実に行う必要があるということだけ心に留めておいてください。

こればっかりはどうしようもない問題であり、VR機器が今ひとつ普及しない理由の一つでもあります…

弱点②:装着の不快感

酔いとも関わってきますが、VR機器の重さがじわじわ効いてきます。

VR機器ですので、どうしても視界を妨げ、装着している圧迫感があり、ずっとは付けていられない不快感が時間が経つごとに増していきますので、ある程度休憩しながらプレイするということが推奨されます。

また、先ほど検証で3時間ほどプレイしたとお伝えしましたが、その3時間後はかなり首や目にきました。不快感から来るしんどさもあり、長時間プレイするというのはかなり厳しいです。

弱点③:ケーブルレスと思いきや、HDMIケーブルがやはり邪魔

独立できたのは良いものの、HDMIケーブルを物理的に接続していて、ゲームをプレイしているとケーブルが邪魔で操作をミスするというよりかは少し不快という感じですね。装着の不快感と並び、ケーブルの不快感もありこればかりはどうしようもない所ですね…

PSVitaTVで出来るかわかりませんが、ワイヤレスのHDMI送受信機を試してみるのも面白いかもしれませんが…給電等どうやるのかなっていう。

手に入ったら試してみようと思います。

弱点番外編:外から見た時の圧倒的不審者感

頭部にVRゴーグルを装着し、側面に結束バンドでキャプチャーボードを縛り付け、手元にコントローラーを握りしめて宙を見上げている姿は、第三者から見ると完全にヤバい人です(笑)

ぬま畑
ぬま畑

ご家族や同居人がいる空間でのプレイ時には細心の注意を払う必要があります。



まとめ:ロマンを愛するすべてのゲーマーへ

いかがでしたでしょうか?

実用性やコストパフォーマンスだけを追求するなら、最初からPSVita実機で遊ぶのが正解であり、ここまでの構築はする必要全くありません。

しかし、あえて据え置き機をモバイルバッテリーで解放し、VRの大画面空間にねじ込むという無駄の極致にこそ、大人のゲームハックの醍醐味があるというのもまた事実!!

押し入れに眠っているPSVitaTVがある方は、ぜひこの狂気とロマンに満ちた完全自立環境に挑戦してみてください!!

それでは最後までご覧いただきありがとうございました!!

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